そもそもSIMフリーという言葉は一体何を指すのか

そもそもSIMフリーという言葉は一体何を指すのか

新しく購入するスマートフォンを選ぶ際にSIMフリーと呼ばれる言葉をしばしば見聞きしますが、その意味を詳しく知らない人は多いでしょう。

この言葉の意味を理解するためには、まずSIMという技術が何なのかを知る必要があります。



SIMとはSubscriberIdentityModuleの略語で、日本語では加入者識別モジュールなどと訳されます。

SIMのシステムは主にICカードで提供されており、チップ内にはカード自体の識別番号にあたるICCID、契約者の携帯電話番号であるMSISDN、携帯電話サービス加入者ひとりひとりに発行される固有の識別番号のIMSIの3つの情報のほか、携帯電話事業者が独自に作成した認証アルゴリズムが格納されています。
日本の携帯電話事業者が提供する通信端末の大半は、特定のSIMカードを挿入しなければ操作ができないようにしており、この仕組みのことをSIMロックといいます。SIMフリーは、簡単に述べるとSIMロックがかけられていない状態、あるいはそのような状態になっている携帯電話端末のことを指します。



かつて、大手携帯電話事業者は自社で販売する製品については原則としてSIMロックをかけていましたが、多くの利用者からの不満の声があがり、これを重く見た総務省がガイドラインを作成しSIMロック解除を義務化しました。



今日販売されている携帯電話はほぼすべて、購入後一定期間が経過すれば端末をSIMフリー化させることが可能となっており、解除手続きを完了したら原則としてどの通信事業者とも契約を結ぶことができるようになります。